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葉瑠☆友幸
Haru☆Tomoyuki
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持病の説明


咳喘息

  呼吸器内科 初診:2002年

検査

  • アストグラフ(気道過敏性検査)
  • アレルゲン検査(採血でアレルギー反応を起こす原因物質を調べる)
  • 肺機能検査
  • 喘息日誌
    ピークフローメーターの値と症状、治療内容を毎日記入。
    ピークフローメーター(力いっぱい吐き出した息の強さ)
    グリーンゾーン(安心)   130〜160 
    イエローゾーン(注意) 100〜130
    レッドゾーン (危険) 100以下
    ※ 2023年現在のピークフロー値。
    つねに右側の胸水貯留が500ml以上あるため、弱い。
    ※喘息日誌は2023年8月より記入しなくて良い。直近数年間、喘息は風邪をひいた時に起こる、どの程度で何の薬が必要かなど、症状も治療も安定しているため。
    ※2003年、左側の胸水を治療後は、200〜250出ていた。
    2020年6月ごろ〜160〜180出ていた。

診断

  • 胸水貯留のため、空気を取り込んで出す力(肺拡散能力DLCO)が弱い。
    平均80%のところ、47%
     <2022年3月>
  • アレルゲン⇒⇒カビ、ダニ、ハウスダストが原因。
  • 大人の喘息のため、治ることはありません。

症状

  • 黄砂も反応を起こす。
  • 咳がひどい。動くだけで、息が上がる。息切れ。軽い時には喘鳴はない。
  • ひどい時には、横になって眠れない。背もたれを垂直に近いほどにあげ、座って眠る。

治療

  • 吸入ステロイド薬(抗炎症薬)「フルタイド200ディスカス 20μg」を毎日、吸入。
    気道の炎症を抑え、過敏性を低下させる。
  • 発作時
       は「咳はじめ」から「症状がおさまる」まで。 
    ○は症状により。 
    <内服>
    テオロング錠 200mg」朝・夕食後1錠、気管支拡張。
     ⇒⇒「テオフィリン錠 200mg
    ムコダイン錠 500mg」朝・夕食後1錠、痰を出しやすくする。
     ⇒⇒(後発)「
    カルボシステイン錠 500mg
    キプレス錠 10mg」夕食後1錠、アレルギーを抑える。
     ⇒⇒(後発)「モンテルカスト錠 10mg
    ○「
    アレジオン錠 20mg」朝食後1錠、鼻水止め。
     ⇒⇒「エピナスチン塩酸塩 20mg
    ○「
    メジコン錠 15mg」毎食後・各1錠、咳を鎮める薬
     ⇒⇒「
    漢方薬 麦門冬湯 3g」毎食前・各1包、咳を抑え、痰を切る。
    ○「メプチン錠 50μg 0.05mg」朝・夕食後1錠、気管支拡張。
     ⇒⇒咳のひどい時。
    ○「
    ライトゲンシロップ」毎食後、咳止め
    <咳止めテープ>
    ホクナリンテープ 2mg」一日1枚。
     ⇒⇒
    (後発)「ツロブテロールテープ 2mg
    <ネブライザー>
    メプチン吸入液ユニット 0.5ml」「インタール吸入液 1%」1回/各1本。
    脈が頻脈のときは、インタール吸入液のみ。
    パルスオキシメーターで、脈拍数144のときなど。
  • ひどい時
    ○ステロイド剤入りの点滴。
    ⇒⇒(採血検査で白血球、炎症反応が上昇)
     何らかの感染によることを示している。細菌が活発になるので行なわない。

    ○「
    メプチンエアー 10μg」1回2吸入。一日4回まで。6時間あける。
    頻脈のときは、なるべく使わない。
※ネブライザー、パルスオキシメーターは、家庭用に購入済み。

胸水貯留

  呼吸器内科 初診:2002年

検査

  • 胸部レントゲン
    立位では、胸水は下のほうから溜まるので、横隔膜に隠れて見えない。
    300ml以上で、横隔膜と肋骨のあたりに白く見えるようになる。
    少量の胸水は、側面のほうが分かりやすい。
    メモ 当初は正面からと側面からの2枚、撮影していた。
        いつの頃からか、正面からの1枚になっていた。
        側面から撮影しなくてもわかるほどの量が続いている。
  • 胸部CT

診断

  • 肺の容量と胸水の量の目安
    メモ 肺の容量は、成人で左右それぞれ3リットルずつ。
    2分の1ぐらい=約1,500〜2,000ml 貯留
     <息苦しさあり。除水が必要>
    3分の1ぐらい=約500〜1,000ml 貯留
    <症状なし。外来にて経過観察>
     少量=500ml 貯留。抜かない。
  • 胸膜穿刺は、超音波で量と位置を確認して行なう。
  • 蛋白漏出性胃腸症が原因。臓側胸膜のリンパ管形成不全による再吸収不良。滲出性。

症状

  • 胸水が貯留。多い時には肺を圧迫。
  • 息が深く吸えない、軽い咳が出る。
  • 平坦な道を歩いていて、息苦しくなって立ち止まる。
    (目安=350m、徒歩5分の距離。100m<胸水900〜1,000ml時>、200m<胸水700ml時>ぐらいの所で立ち止まる。)
    軽い動作を数分、続けたときに息切れがする。
    メモ 息苦しくなった時、歩いたり動くのをやめて、
    口すぼめ呼吸をする。呼吸が整ったら、歩いたり動いたりを再開する
    (口すぼめ呼吸=息を吸って、すぼめた口から吐く呼吸法。吸う1、吐く2になるように、徐々に口をすぼめる)
  • 腹式呼吸
    仰向けになって膝を立てる。手を胸と腹に置く。
    鼻から息を吸い込み、お腹が膨らむのを手で確認。
    お腹の力を抜いて、口をすぼめてゆっくりと息を吐く。お腹が凹むのを確認。

    メモ 吹き戻し(ピロピロ笛・三方巻鳥)を使って、トレーニング。
  • 酸素濃度が低下。
    メモ
    パルスオキシメーター(血中酸素濃度計)を常備。正常値:96以上
    脈拍が安定する20〜30秒後の酸素飽和度(SpO2)の数字を見る。
    マスク装着して歩いた後や、マスクをしたままの会話などは、SpO2は93〜95%くらいになる場合がある。
    その時に、呼吸困難が強いかどうか、が重要。
  • 横になって眠ろうとすると、咳が出て眠れない。
    メモ 背もたれを垂直に近いほどにあげ、座って眠る姿勢が楽です。
  • 溜まっていた部分は、肺がつぶれて、無気肺になっている。

ステロイドの副作用

  • 急に内服を中止しない。
  • 免疫の低下が低下するため、感染症にかかりやすい。
    うがい、手洗い、マスク着用、人込みを避ける。
    採血検査で、サイトメガロウイルス感染症などを検査。
  • 長期使用で、皮膚は薄く弱くなる。生体反応で出来た体液が皮膚の破れたところから出てくる。(浸出液)
    かきむしって皮膚が厚くなっているところがひび割れると、リンパ液が出てくることもある。傷や症状のある所にはカバーして保護する。
  • 血糖値の上昇
  • 骨がもろくなりやすいため、予防薬を内服
  • 消化性潰瘍の予防のため、胃薬を内服。
  • むくみ(体内に塩分が溜まりやすくなる)
  • 不眠、過剰な眠気、覚醒
  • 筋力低下

治療

  • 胸腔穿刺 (胸腔に溜まった胸水を抜く処置。)
  • 胸膜癒着術(外科手術にて、胸膜をくっつけ、胸水のたまるスペースをなくす)
  • ステロイドホルモン剤「プレドニゾロン」の服用
    ⇒⇒持病による免疫低下があるため、1日20mgから開始。
    細菌の感染を抑える薬「
    ダイフェン配合錠」を併せて服用。
    胃酸の分泌を抑える薬「
    ランソプラゾールOD錠 15mg」を併せて服用。

リンパ浮腫

  消化器内科 初診:1989年

検査

  • リンパ管造影(1983年入院時)
    両足の甲から造影剤を入れる。
  • リンパ管シンチ
    腰から下、下肢(1989年入院時)
    首から下、四肢(1997年入院時)
    メモ 親指と人差し指のあいだから薬を注射。刺された瞬間から汗だくです。

診断

  • 浮腫
    血液中のタンパク質・アルブミンなどが不足することにより、血管外である皮下組織に水分が出る。
  • 蛋白漏出性胃腸症が原因左側リンパ管形態不良、形成不全、拡張による。

症状

  • 浮腫のある時は、だるい。(腕も脚も左が強い)
  • 指で押すとへこんで、しばらく戻らない。
    メモ 手の甲からの採血では、指で押してへこませてもらうと、血管が見えやすいので、看護師さんに伝えます。
  • 浸出液(滲出液・体液)
    浮腫のひどい状態が続くと、点滴を抜いた後の皮膚の穴や傷口からじわじわとにじみ出てくる。感染のない状態では透明から淡黄色。
  • 浮腫のある手は、物を落としやすい。
  • 浮腫のある足は、足首周辺も動かしにくく、つまずきやすい。
    足の甲腫れ画像

    足の腫れ画像

    腕の腫れ画像

治療

  • 弾性着衣(ストッキング、スリープ、ミトン、包帯)を使用。
  • 利尿剤の服用。
  • 就寝時、浮腫のある足や手を10センチほど挙げて寝る。
    脚なら足のほうを、腕なら手を心臓より高い位置に保つと、リンパ管内の液は心臓に向かって流れる。。
    ※「脚」は付け根から足先まで全体。「足」はくるぶしから指先まで。
     「腕」はわきの下から指先まで。「手」は手首から指先まで。
  • 腫れたほうの手で重い荷物は持たない。
    メモ 店内や、荷物の多い時の屋外で、カートを利用しています。

(腸リンパ管拡張症による)蛋白漏出性胃腸症

  消化器内科 初診:1989年

検査

  • 採血検査
    TP(トータルプロテイン・総蛋白)正常値:6.6〜8.1
    ⇒⇒葉瑠☆友幸は、3.6〜4.2
    ALB(アルブミン)正常値:4.1〜5.1
    ⇒⇒葉瑠☆友幸は、2.0〜2.4

診断

  • 全身のリンパ系の形成不全。
    左ひざ下部リンパ漏出と左大腿から腸骨部フローの不良、腹部リンパ形成不良などで、便から栄養などが漏出。
  • 進行性。治ることはありません。

症状

  • リンパ浮腫(四肢)
  • 習慣性丹毒
    傷などにより皮膚の発疹が生じる。39度台の高熱。
  • 慢性下痢 (腹痛と下痢を繰り返す下痢型)
    器質的疾患…蛋白漏出性胃腸症と、機能性疾患…
    過敏性腸症候群が原因
    便意を伴う腹痛。排便後、腹痛は軽減。ガス症状。
  • 胸水の貯留(滲出性)
  • 低蛋白血症、低アルブミン血症
  • 免疫力の低下
    (免疫グロブリン(IgG)の漏出 による)
  • 低カルシウム血症
    (カルシウムの漏出 による)

治療

  • 食事療法(高カロリー、高蛋白、低脂肪食)
  • 成分栄養剤「エレンタール 80g」一日1袋 300kcal。
    消化を必要としない栄養素で構成された栄養剤。
    フレーバーは、オレンジ、パイナップル、青りんご、グレープフルーツ
    エレンタールと一緒に、ぬるま湯で溶かして、一時間かけて飲みます。
    他には、梅、コーヒー、トマト、ヨーグルト、コンソメ、マンゴーなどもあります。
  • 点滴「アルブミナー25% 静注12.5g」50ml(血液製剤)を毎週1回、1本投与。
    かかりつけ医 3回/月、あとの1〜2回は大学病院。
  • 利尿剤「フロセミド錠 20mg」の1日1回、服用。
  • 腸の働きを助ける薬「ビオフェルミン錠剤」を朝・夕食後に服用。
    腸の働きを整え下痢や腹痛を改善する薬「
    イリボーOD錠2.5μg」を朝食後に服用。
    ⇒⇒(変更)漢方薬
    「五苓散」一日3回、食前に服用。
    下痢を抑える頓服「ロペラミド塩酸塩カプセル1mg
  • 骨粗しょう症治療薬「リカルボン錠 50mg」(4週に1回)を服用。
    ロカルトロールカプセル 0.25μg」を朝・夕食後に服用。
     ⇒⇒ (後発)「
    カルシトリオールカプセル 0.25μg
  • 季節型インフルエンザ予防接種、2回接種。

甲状腺機能低下症(橋本病)

  小児科 初診:1983年

検査

  • 採血検査
    FT3 正常値:2.5〜3.5
    FT4 正常値:0.70〜1.25
    TSH 正常値:0.61〜4.23
  • 超音波検査

診断

  • 心臓の予備力が弱い。心臓はゆっくりと静かに打つ。
  • 甲状腺は萎縮してしまい、超音波検査のエコー画像に映らない。
  • 治ることはありません。

症状

  • 寒がり。低い平熱。
  • 風邪をひきやすく、こじらせやすい。
  • まぶたが腫れる(二重→一重)
  • 歯ぐきの腫れ
  • 胸水、腹水
  • 脈拍は弱く、ゆっくり打つ。徐脈。
  • のろい会話。頭の回転が悪い。
  • 乾いてカサカサのむくんで腫れぼったい皮膚
  • かすれた声
  • 目覚めが悪い。低血圧。
  • 一日中眠気があり、眠たがり屋。

治療

  • 甲状腺ホルモン剤「チラージンS錠 50μg」を朝食後に服用。
  • うがい薬は「ハチアズレ顆粒」。
    イソジンは禁止。イソジンうがい薬に含まれるヨウ素(ヨード)が甲状腺機能障害に影響を及ぼす。

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